I-PurgeとHIPURGEを使用した配管用バックシールドユニットの製作テスト

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    東京のラメール株式会社様からお借りしたI-Purge(アイパージ)にHIPURGEを接続して、弊社の配管用バックシールドユニットを製作してみました。このユニットは、パイプ同士を溶接する際に使用されます。φ50以上の最小径から対応可能だそうですが、φ50未満の場合は弊社のバックシールド治具がより使いやすいでしょう。

    実際には、風船が2つ膨らんでいますが、パイプの中に風船を入れてつないだチューブの中間あたりを溶接します。弊社のHIPURGEに制御ユニットを組み合わせて、自動処理できるかテストしてみました。

  • HIPURGE ユニット写真

    HIPURGE ユニット写真

    自動化されたI-PurgeとHIPURGEのテスト動画

    弊社では、東京のラメール株式会社様から借りたI-Purgeという製品にHIPURGEを接続して、自動で処理できるかテストしてみました。

    I-Purgeは、パイプ同士を溶接でつなぐ際に使用する配管用バックシールドユニットで、最小径φ50位から対応可能です。風船が2つ膨らんで、パイプの中に入れて風船をつないでいるチューブの中間あたりを溶接します。しかし、小径のパイプに対しては、弊社の配管用バックシールド治具が使いやすいと考えられます。

    テスト動画では、以下の手順を自動で処理しています。

    ①両サイドの風船が膨らみます。

    ②パイプの内壁いっぱいに膨らみきって風船の内圧が上がる、とリリーフバルブが開き、風船と風船の間にシールドガスが充満し始めます。

    ③風船のシールドガス供給はそのままに、もう1系統をダイレクトに、風船と風船の間にシールドガスを供給します。

    ④酸素濃度計で、空気とシールドガスの置換をPPM単位で監視します。

    ⑤気体の置換が完了すると、シールドガスの供給はそのままで溶接を開始します。

    この手順は、従来は人手を使って作業されていましたが、テスト動画では、弊社HIPURGEに制御ユニットを組み合わせて自動で処理することができました。

テスト動画

テストに使用したI-PurgeはΦ150用ですが、Φ50から有るようです。プラント用の配管を溶接している企業さんには良いと思います。

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