チタン製マフラーの溶接修理の依頼
一般のお客様よりチタン製のマフラー修理の依頼いただきました。
最近のアフターパーツのマフラーが凄く薄肉の材料を使用しているのは驚きました。多分、0.5〜0.8mmくらいの厚みです。
段差を乗り越え負荷がかかって吊り下げているステーの横が割れてしまったようです。
無理な姿勢で溶接する事しか出来なかったのであまり綺麗なビードになりませんでしたが何とか修理は完了しました。
当初持ち込まれて説明を受けたときは、ステーを溶接しているビードの横1箇所が割れているようでしたが、実際はステー溶接部の両サイドが割れていました。
タングステンと溶接箇所の距離を縮めることが難しい場所が一部あり溶接作業は大変でしたが、今回はブログにもアップしましたが汎用のバックシールド治具が完成していたため比較的簡単にバックシールドも出来たのであまり悩まず修理が出来ました。