コバルト合金,TIG溶接

コバルト合金(スーパーアロイ)の精密TIG溶接

コバルト基合金のスーパーアロイ(Superalloy)のTIG溶接サンプルです。

コバルト基合金は耐熱性・耐食性に優れ、ジェットエンジンなど高温環境で使用される材料にも採用されています。

こうした材料の溶接では、溶融池の状態や入熱を適切に制御することが重要です。電流や溶接時間の違いによって、溶接ビードの形状や仕上がりにも差が生じます。

今回のサンプルでは、電流制御の違いによる溶接結果を比較しています。

株式会社ハイドでは、独自開発のTIG溶接制御装置を活用し、特殊金属の精密溶接に取り組んでいます。研究開発用の試作品や少量の特殊溶接についてもご相談ください。

コバルト合金,TIG溶接

表側の溶接比較写真です。

左側は電流制御を行っていない状態、右側は電流制御を行った状態です。

左側では溶接部の仕上がりが不均一になっていますが、右側では溶融池の状態を制御することで、比較的均一な溶接ビードが得られています。

このような場面で、独自開発の溶接制御装置,TIGCON,シリーズが役立ちます。

コバルト合金,TIG溶接

裏側の写真です。左右位置関係は変わっていません。バックシールドはかけていましたので、表側に比べると、やけは少ないですが、表と同じように左は,裏波の幅が一定ではありません。右側はある程度の幅は維持できました。非常に高価な材料で、テストで溶接するのも気を使います。入手の際も、使用目的、エンドユーザーなど細かく質問され結構大変でした。