溶接用酸素濃度計 POM-5B|バックシールドの残留酸素をppm単位で測定

溶接用酸素濃度計 POM-5B|バックシールドの残留酸素をppm単位で測定

バックシールド溶接の焼けは、なぜ起きるのか?

バックシールド溶接の焼けは、なぜ起きるのか?

焼けの原因は“目に見えない酸素”です。

アルゴンガスでバックシールドしていても、配管内部などに微量の酸素が残っていると、チタンやステンレスの溶接部が酸化し、裏波部に焼け色が発生することがあります。

バックシールド溶接(裏波溶接)では、アルゴンガスを流しているだけでは、実際にどこまで酸素濃度が下がっているのかを目で確認することはできません。

高品質な溶接を安定して行うためには、作業者の経験や勘だけに頼るのではなく、残留酸素濃度を数値で確認・管理することが重要です。

POM-5Bは、バックシールド内の残留酸素濃度をppm単位で測定する溶接用酸素濃度計です。

酸素濃度を数値で確認してから溶接を開始することで、バックシールドの状態を客観的に管理できます。チタンやステンレスなど、酸化の影響を受けやすい材料のTIG溶接をはじめ、高い品質管理が求められる溶接現場で活用されています。

アメリカでの導入事例

SpaceX

SpaceXのStarshipプロジェクトでは、POM-5Bが溶接品質の向上と酸素管理の精密化に活用されています。SpaceXの推進エンジニアであるJoey氏からも、POM-5Bの使用について高い評価が寄せられています。

NASA

NASAとの共同ミッションであるCrew-6の打ち上げにおいても、Aquasolの高精度酸素モニターが使用されており、厳格な品質管理と信頼性が求められる現場での使用実績があります。

日本国内での活用

POM-5Bは、日本国内での校正対応が可能となり、原子力関連企業での使用も予定されています。

原子力関連をはじめ、高い品質管理や測定機器の校正管理が求められる溶接現場においても、バックシールド時の残留酸素濃度を数値で確認するための測定器として活用が期待されています。

株式会社ハイドでは、POM-5Bの販売だけでなく、**日本国内での校正についても対応いたします。**校正や導入についてご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

下記のバナーをクリックすると、POM-5BのカタログをPDF形式でダウンロードできます。

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POM-5Bで残留酸素濃度をppm単位で測定

POM-5Bで残留酸素濃度をppm単位で測定

バックシールド溶接では、アルゴンガスを流しているだけでは残留酸素濃度を正確に判断できません。そこで必要になるのが、残留酸素濃度をppm単位で数値化して確認できる酸素濃度計です。

「POM-5B」「POM-100B」は、TIG溶接やバックシールド溶接における酸素濃度管理のために開発された高精度酸素濃度モニターです。

  • 5ppmから測定可能:バックシールド内の微量な残留酸素濃度を測定
  • ppm指定のアラーム設定:設定した酸素濃度を基準に溶接開始のタイミングを判断
  • 軽量・ポケットサイズ:溶接現場で持ち運びやすく、その場で酸素濃度を確認
  • バッテリー駆動:電源コンセントのない屋外や仮設現場でも使用可能

さらにPOM-5Bは、インテリジェントカラー通知システムを搭載しています。

設定した酸素濃度の上限値・下限値に応じてディスプレイの表示色が変化するため、測定値だけでなく、現在の状態を視覚的に確認できます。

  • 上限値を超えた場合:画面が 赤色
  • 設定範囲内の場合:画面が 黄色
  • 下限値を下回った場合:画面が 緑色

また、Bluetooth機能により、スマートフォン・タブレット・パソコンから酸素濃度を確認できます。最大約30m離れた場所から測定状態を確認できるため、バックシールド中の残留酸素濃度の確認や記録にも活用できます。

保証

POM-5Bには、メーカー出荷時から1年間の保証が付属しています。

株式会社ハイドのサポート

株式会社ハイドでは、製品を販売するだけでなく、実際にPOM-5Bを自社でも使用しています。

そのため、ご購入後もPOM-5Bの使用方法、バックシールド時の酸素濃度測定、メンテナンスなどについて、実際の使用経験をもとにサポートいたします。

弊社はAquasol社と正式に契約し、製品を直接仕入れています。
製品に関する技術情報やメーカー保証についても対応いたします。

また、POM-5Bは日本国内での校正にも対応可能となりました。**校正が必要となる品質管理用途についてもご相談ください。

POM-5Bについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。

高品質な溶接を実現!高精度酸素濃度計「POM-5B」のご紹介

高精度酸素濃度計「POM-5B」のテスト

まとめ

POM-5Bは、TIG溶接やバックシールド溶接における残留酸素濃度をppm単位で確認・管理するための溶接用酸素濃度計です。

チタンやステンレスなど、酸化の影響を受けやすい材料の溶接では、アルゴンガスを流すだけでなく、実際の残留酸素濃度を測定することで、バックシールドの状態を数値で確認できます。

5ppmからの測定、アラーム設定、カラー表示、Bluetoothによる遠隔確認などを備え、経験や勘だけに頼らない酸素濃度管理に活用できます。

バックシールド溶接の失敗による再施工・廃棄コストを防ぐために

バックシールド溶接の失敗による再施工・廃棄コストを防ぐために

バックシールド不足による酸化や焼けが発生すると、再溶接、洗浄、やり直しだけでなく、場合によっては材料や部品そのものを廃棄しなければならないことがあります。

特にチタン、ステンレス、ニッケル基合金など、材料費や加工費が高い製品では、溶接後に酸化不良が判明した場合の損失も大きくなります。

POM-5Bでバックシールド内の残留酸素濃度を溶接前に確認することで、「そろそろ大丈夫だろう」という経験や勘ではなく、ppmの測定値を基準に溶接開始を判断できます。

例えば、社内基準として「残留酸素濃度が50ppm以下になったら溶接を開始する」など、数値による作業基準を設定することで、作業者による判断のばらつきを抑え、バックシールド管理の標準化にも活用できます。

ご購入、お問い合わせは下記よりご連絡ください。

※仕様,価格は技術改善などにより予告無く変更する場合がありますがご了承ください。

POM-5B導入によるバックシールド管理の数値化

POM-5Bを導入することで、これまで「そろそろ酸素が抜けただろう」「このくらいなら溶接できる」と作業者の経験や勘で判断していたバックシールドの状態を、残留酸素濃度(ppm)という数値で確認できるようになります。

溶接開始の基準となる酸素濃度をあらかじめ設定することで、作業者が変わっても同じ数値を基準に判断でき、バックシールド作業の標準化や品質管理に活用できます。

また、必要以上に長時間アルゴンガスを流してから溶接を開始するのではなく、実際の酸素濃度を確認して判断できるため、パージ時間やアルゴンガス使用量を見直すためのデータとしても利用できます。

POM-5Bは、チタンやステンレスをはじめ、酸化の影響を受けやすい材料のTIG溶接や、高い品質管理が求められるバックシールド溶接に適した酸素濃度計です。

POM-5Bの酸素濃度・アラーム設定方法

POM-5Bの基本的な設定方法を動画でご紹介します。

使用する際は、酸素濃度の上限値と下限値を設定します。その後、サンプリングチューブを接続して、バックシールド内の残留酸素濃度を測定します。

測定した酸素濃度に応じてディスプレイの色が変化するため、設定した基準に達しているかを視覚的に確認できます。

POM-5B本体とサンプリングチューブがあれば測定でき、操作もシンプルです。

実際の設定方法と測定手順は、上の動画でご確認ください。

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