エキマニの溶接修理
この動画は、自動車のエキマニの集合部にクラックが発生したので修理してほしいとの御依頼でした。通常だとお断りさせていただく依頼なのですが、発売中止になった製品らしく、修理以外の方法が無いので一度見るだけで良いからという事で、弊社に送っていただきました。幸いな事に、材料の厚みもあり、劣化もあまり進んでいなかったのでご依頼を受けることにさせていただきました。このようなケースはまれで、大体は修理をお受けすることはないのが、マフラー等の高温に曝されるチタン製品です。劣化が進んではいなかったのですが、溶接はオリジナルに近付けることが難しく綺麗な溶接が出来るものは皆無です。やはり、目に見えない熱による劣化は進んでいると思われます。下記に修理部分の拡大写真を載せておきます。お客様もご理解のある方ですべて納得の上で作業が出来たので、気持ちよく取引出来ました。
自転車のフレーム補修後
こちらが、補修後の画像ですが先程のマフラーに比べると随分オリジナルに近い状態になっています。自転車の場合熱が全くかからないので劣化はほぼ無いと考えられます。このような修理の場合どれだけオリジナルに近付ける事が出来るか考えながら作業を進めていけるのでモチベーションは高く楽しく作業が出来ます。下記に自転車関連の画像をまとめておきます。
自転車関連の画像一覧
当サイトでは、記事の更新情報をメールでお知らせしています。ご希望の方は、以下でメールアドレスをご登録ください。(無料)登録解除も以下から可能です。ご登録は、確認メールに記載されているURLをクリックする事で完了します。
関連タグ: