マイクロTIG溶接での補修
機械加工部品は最終工程付近で問題が発生し、新規作で成したくないという理由でご依頼いただく事が有ります。今回は0.6mmの溶接ワイヤーを使用して溶接しました。TIGCON-Tが有れば汎用TIG溶接機でもこれくらいの補修なら簡単に補修可能です。
砥石で研磨
機械加工の目が残っている状態ですので、寸法にはほぼ変化がないと思われます。
面取り
材料が小さかったので面取りもしておきました。
TIGCON-T Complete
汎用TIG溶接機での補修は、溶接部分が大きくなり、熱影響が出やすいため、弊社ではTIGCON-T Completeを使用しています。この装置は、今回のような補修溶接だけでなく、0.1mmや0.2mmの超薄板の溶接にも対応可能です。お客様の中には、1mmや3mmの厚みの材料もひずみが少ないという理由でご使用いただいているとのことです。
0.2mm厚の立方体
サンプル用に作成した0.2mm厚の立方体です。マツモト産業様主催のウエルディングフェスタのでは、エクセル貿易ブースとエクシードブースに0.1mm厚の立方体も展示されています。
このように、弊社ではTIGCON-Tを用いた精密な補修溶接を提供しております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。また、TIGCON-Tシリーズの販売も行っておりますので、製品にご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
異種金属の溶接にも使用してます
この動画はSUS304t1.0の板に銅管を溶接した時の物です。
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