ステンレスナットのマイクロTIG溶接: TIGCON-T Completeの活用事例

ステンレスナットのマイクロTIG溶接: TIGCON-T Completeの活用事例

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TIGCON-T Completeとは?

TIGCON-T Completeは、汎用TIG溶接機でも微細なTIG溶接を可能にする画期的な溶接補助装置です。その特長は、入熱を極端に抑え、ステンレス鋼などの材料を高品質で溶接できることです。この特性により、超薄板や、金型の補修、ねじの焼き付きの心配をせずに、ナットの溶接も確実に行えます。今回はM2~M6までのステンレス製ナットの溶接について説明していきます

共付け(なめ付け)編

ステンレス鋼製のナットは、その高い耐食性と強度から、多くの産業分野で使用されています。しかし、微細な溶接が必要な場合、通常のTIG溶接機では難しいことがあります。そこで登場するのがTIGCON-T Completeです。

この溶接補助装置を使用することで、M2からM6のステンレスナットを高精度かつ確実に共付け(なめ付け)してみました
TIGCON-T Completeの特殊な機能により、入熱を最小限に抑えながら、材料同士をしっかりと溶接でき、ねじの焼き付きや材料の劣化の心配が無く溶接可能になります

溶接棒 使用編

こちらは溶接部の強度を更に上げる為に溶接棒を使用してのど厚を厚くしています
M3ナット~M6ナットまでは1mmの溶接棒を使用しM2ナットは0.3mmの溶接棒を使用しました

どちらも(共付け,棒使用)ボルトで固定したまま溶接しましたがネジの焼き付きは一切起こっておりません

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