自転車のステム(チタン製)修理

自転車のステム(チタン製)修理

自転車のステム修理(チタン製)方法

自転車のステム修理(チタン製)方法

自転車のステムと言うチタン製の部品を溶接修理しました。

スーパーアロイの分類に含まれるチタンという材料は強度が高く、比重が鉄の2/3程と軽いので薄い材料で製品を作る事が可能です。(例外もあります)しかし溶接の工程が加わると薄くした結果溶接し辛くなり、非常に酸化しやすい為溶接部のシールドにも非常に気を使う材料でもあります。
多くの写真と一緒に説明していきますので長いブログになると思います。

  • 開梱直後

    開梱直後

    製品が送られてきて開梱後の写真です。

  • 溶接依頼箇所の確認

    溶接依頼箇所の確認

    ボルトに付いているカラー(厚いワッシャのような部品)を赤いマジックでマークしてある部分の中に溶接して欲しいとの依頼でした。

  • 内部確認

    内部確認

    確認するまでも無いのですがパイプの内径が細く、全長130mmの端から30mmの場所に溶接して欲しいとの事、弊社ではオリジナルの外観を損なわずに修理する事を前提に工程を検討しました。

  • 溶接位置確認

    溶接位置確認

    カラーを本来の場所に挿入し位置の確認をします。

  • 工程決定

    工程決定

    ステムの内径に合うパイプを形状に合わせて切断しました。

  • カラーとパイプ溶接

    カラーとパイプ溶接

    カラーとパイプを溶接して仕込みの完了です。弊社ではチタンなどのスーパーアロイの溶接依頼も多いので数年前に開発した、HIPURGEと最近開発した、パイプ用バックシールド治具を使用しバックシールドを掛けながらの溶接を行います。

     

  • 部品をステムに圧入

    部品をステムに圧入

    端部を角度切りしているのでパイプ端面の角度が合うように調整しながら圧入開始。

  • 圧入完了

    圧入完了

    同業者からは圧入の必要は無いのではないかと指摘されましたがお客様に長く使用して頂くためには圧入くらいしておかないと心配です。

  • 端部溶接

    端部溶接

    斜めに切った切り口(止め切)の溶接を実施、お客様から受け取った状態でお返しするためステム外部に焼けを出さないように溶接します。こちらの溶接も弊社の場合アークスポットタイマによって施工可能です。余盛の高い部分はヤスリで修正しています。

溶接完了

溶接完了

溶接完了です。
製品外部には一切焼けは出ていません。弊社は、時間は掛かりますが修理したと一見して分からないような修理を心がけて作業しています。その為弊社では様々なツールを開発、製造しております。

今回使用したツールはアークスポット時間を非常に細かく管理可能なアークスポットタイマと材料を酸化から守るためにHIPURGEバックシールド治具使用しました。

最後にギャラリーに時系列で写真をまとめておきます。

時系列での写真
  • 自転車のステム(チタン製)修理
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