マイクロTIG溶接で機械部品の欠損部分を冷間溶接で肉盛り補修する方法

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マイクロTIG溶接(微細TIG溶接)で肉盛り補修

この記事では、弊社がYouTubeにアップした動画を紹介します。動画では、機械部品の欠損部分をTIG溶接で肉盛り補修する過程を紹介しています。お客様が、本来あるはずの欠損した部分を紛失していたため、部品の全体の長さが不明だったことや、タップの位置をずらしたくなかったため、肉盛りで補修後にタップを再建することになりました。部品のサイズがΦ7でタップがM4だったので、ネジ穴を潰さずに溶接することに苦労しました。しかし、時間をかけて溶接した結果、元のネジを潰さずに補修することができ、位置も変わっていないと思われます。当社のTIGCON-Tシリーズは、汎用TIG溶接機にマイクロTIG溶接(微細TIG溶接)の機能を追加することができる製品です。海外ではColdWelding(冷間溶接)と呼ばれており、高い評価を受けています。

当社のマイクロTIG溶接補助装置TIGCON-Tシリーズは、高い精度と美しさを兼ね備え、信頼性の高い製品作りに欠かせない技術です。マイクロTIG溶接(微細TIG溶接)は、微細な部品にも対応することができ、高品質な製品を実現することができます。さらに、素材にダメージを与えず、耐食性や耐久性に優れた溶接を実現することができます。当社のマイクロTIG溶接は、お客様のニーズに合わせて最適な溶接方法を提供し、高い評価を得ています。マイクロTIG溶接(微細TIG溶接)に関するお問い合わせは、お気軽にご相談ください。

TIGCON-Tシリーズの導入により、これまでTIG溶接では不可能とされていた微細な溶接の案件でも受注できる可能性が大幅に広がります。レーザー溶接が必要とされていた部分でも、TIGCON-Tシリーズを使うことで高品質な溶接を実現できます。この革新的な技術を活用することで、より幅広いお客様のニーズにお応えできることでしょう。

肉盛り補修等に使用する装置

今回使用した装置についてご紹介します。TIGCON-Tシリーズは、汎用TIG溶接機にマイクロTIG溶接(微細TIG溶接)の機能を追加することができる製品で、海外ではColdWelding、すなわち冷間溶接とも呼ばれています。動画で使用しているのはTIGCON-T Completeという製品ですが、3種類の製品を製造しています。まずはTIGCON-T Spot。この製品は、トーチスイッチを何秒押していても設定した時間1ショットのみアークを出すことができる製品です。仮付が苦手な方や金型の補修など、少しずつ肉盛りをされる方に多く使われています。次にTIGCON-T Pulse。こちらの製品は、トーチスイッチを押している間、設定した時間でアークONとアークOFFを繰り返す装置です。ダイヘンの最新デジタルTIG溶接機に装備されているTIGインターバル機能と同じですが、設定はTIGCON-Tシリーズなら簡単にできます。最後に、TIGCON-T Completeは上記2機種の機能を持った装置です。全ての製品の取り付けはカプラーONで接続できますので、簡単に機能を追加することができます。最新機種を購入しなくても、お手持ちのTIG溶接機に最新のTIG溶接機の機能を追加することができます。

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